2019年3月2日:第32回高精度放射線外部照射部会学術大会

第32回高精度放射線外部照射部会学術大会で、助教の角谷先生、博士3年の中島さんが適応放射線治療のシンポジウムで講演、修士2年の梶川さんが口頭発表、博士1年の池田さんがポスター発表し、博士1年の阿部さんが参加しました。

■日時: 2019年3月2日
■場所: 虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)
■学会: 第32回高精度放射線外部照射部会学術大会

東北大学大学院放射線腫瘍学分野
博士課程3年 中島祐二朗

第32回高精度放射線外部照射部会学術大会で角谷先生と中島が適応放射線治療のシンポジウムで講演、修士2年の梶川さんが口頭発表、博士1年の池田さんがポスター発表し、博士1年の阿部さんが参加したので、報告いたします。

今学会は「極める」というテーマのもと、放射線治療領域で研究および臨床応用が進んでいる最新技術の発表が行われました。シンポジウムでは技術的な分野では、適応放射線治療やAI(人工知能)が行われ、臨床分野では超高線量の是非および治療効果、新たな定位放射線治療など、興味深い発表が多く行われました。学会会場は都心の一等地である虎ノ門ヒルズで行われ、綺麗な会場および円滑な運営のもと、素晴らしい学会となりました。

私は適応放射線治療のシンポジウムで発表いたしました。発表タイトルは「Adaptive放射線治療の臨床導入に向けて:新型TomoTherapyによるART」というもと、適応放射線治療の必要性・原理・方法、さらに新型TomoThearpyのRadixactシリーズに搭載された適応放射線治療のシステムを臨床導入するために行ったコミッショニングについて講演しました。私は始めてのシンポジウムでの講演で、総合討論前は緊張もありましたが、角谷先生も参加されており、安心して討論することができました。

最後に発表を行うにあたり、ご指導をくださいました先生方、座長を務めていただいた多摩総合医療センターの泉佐知子先生、また素晴らしい学会にしてくださった運営の皆様に厚く御礼申し上げます。

左:中島の講演  右:角谷先生の講演

          総合討論の例

©Division of Medical Physics, Department of Radiation Oncology, Tohoku University Graduate School of Medicine