2019年12月21日:東北大学医学物理セミナー

■日時: 2019年12月21日
■場所: 東北大学川内キャンパスマルチメディア教育研究棟2階マルチメディアホール(M206)
■学会: 東北大学医学物理セミナー

東北大学大学院放射線腫瘍学分野
助教 角谷倫之

毎年東北大学主催で開催しています東北大学医学物理セミナーを12月21日(土)に開催致しました。今年は“患者固定法とPTVマージン”をテーマとして講演して頂きました。200名を超える参加があり、多くの方々に参加頂きました。

忙しい日々の臨床業務の中で、PTVマージンを部位毎に算出するというのはなかなか大変な作業です。今回発表して頂いた先生方の施設では、その大変な作業を放射線治療に対する熱い情熱をもって行っており、感銘を受けました。また、実際に部位毎にマージンを算出し、さらに施設によっては少しずつ固定方法を改良されていると聞き、大変勉強になりました。
多くの参加者の方がすぐに臨床で利用できそうなお話も多く、大変有意義なセミナーになったのではないかと思っております。

また、セミナー後の情報交換会も40名近い方が参加して頂き、多くの参加者が熱く医学物理・放射線治療について議論されており楽しい情報交換会となりました。

来年度もまた皆さんに興味がある内容のセミナーを準備できればと思っております(テーマを考えるのはいつも一苦労ですが)。

©Division of Medical Physics, Department of Radiation Oncology, Tohoku University Graduate School of Medicine