2019年7月9日:令和元年第1回東北大学医学物理士スキルアップ研修会
熊本大学の大野剛助教を講師としてお招きし、IGRT被曝測定をテーマとした令和第1回医学物理士スキルアップ研修会が7月9日に開催されました。
■日時: 2019年7月9日
■場所: 東北大学星陵キャンパス・東北大学病院

令和元年第1回東北大学医学物理士スキルアップ研修会で熊本大学の大野剛助教を講師としてお招きし画像誘導放射線治療(IGRT)の被曝測定をテーマに講義・実習が行われましたので報告いたします。
今研修会は東北地方の医療スタッフのIGRTの被曝管理についての知識向上を目的として開催され、宮城県内の病院の医学物理士5、放射線技師6名、学生12名、計23名の方にご参加いただきました。
講師の大野先生から講義ではIGRT被ばく測定に関する論文を基にIGRT被曝線量測定法の解説を行っていただき、実習では実際の治療機器及びファントムを用いて被ばく線量の測定を実演・解説していただきました。
参加者の方が簡便なIGRT被曝測定を実際に各施設で行うことが可能となり、とても有意義な研修会となりました。
講師の大野先生をはじめ、このような貴重な機会を設けてくださった角谷先生、研修会開催にあたりご協力いただいた東北大学病院の放射線技師・医学物理士の方々に厚く御礼申し上げます。

講義及び質疑応答の様子

実習において実際にファントムのセットアップをしている様子

実習の解説の様子