2024年10月11日〜10月13日: 第24回アジア・オセアニア医学物理学会(AOCMP2024)参加報告

第24回アジア・オセアニア医学物理学会に角谷倫之講師と修士1年の中島武琉、技術補佐員の高橋秀侑が参加して参りました。

  • 日時 2024年10月11日〜10月13日
  • 場所 A St Glies Hotel, Penang, Malaysia
  • 学会 第24回アジア・オセアニア医学物理学会(AOCMP) ※第22回東南アジア医学物理学会(SEACOMP)同時開催

放射線腫瘍学分野 技術補佐員 高橋秀侑

本学術大会は、第24回アジア・オセアニア医学物理学会(AOCMP) と第22回東南アジア医学物理学会(SEACOMP)が共催した国際学会です。アジアからだけでなく、アメリカやヨーロッパからも多くの参加者が来る大きな大会でした。Revolutionising Patient Care Through Medical Physics というテーマのもと、約300演題もの研究発表が行われました。

私は、「RAGを用いた放射線治療用言語生成AIの開発」の口頭発表を行いました。本研究は、放射線治療領域で利用可能なチャットボットを開発する為の初期検討として行った研究です。初めての国際学会での発表で緊張もあり、思うように発表することが出来ませんでした。また、慣れない英語ということもあり、あまり内容が伝わらなかったのか聴衆からの質問もありませんでした。
色々なことを学べたいい機会でした。今回の反省を生かし今後の研究、学会発表に活かして行きたいと思います。

〜JSMP japan night in Malaysia〜

今回の学会では日本医学物理学会初の試みとして、学会の日本人参加者での交流会を企画しました。普段交流することのない、他大学の方々と情報交換を行うなど有意義な時間となりました。今後も、活動を続けて行ければと思います。

gala dinner

日本代表として、学会参加者の交流会に参加してきました。各国の文化発表の際には日本代表として、メドピー(日本医学物理学会イメージキャラクター)を披露してきました!
会場も大盛り上がりで、海外に日本医学物理学会をアピールすることが出来たと思います!!

最後に、今回の学会は初の国際学会ということもあり、非常に多くの学びや経験を得ることができました。このような貴重な機会を与えてくださった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

©Division of Medical Physics, Department of Radiation Oncology, Tohoku University Graduate School of Medicine