2024年10月31日~11月3日:第1回日本放射線医療技術学術大会
10月31日から11月3日まで沖縄コンベンションセンターで行われた第1回日本放射線医療技術学術大会に修士2年の近藤正輝、林千莉、修士1年の佐藤滉成、中島武琉、特別研究学生の高橋秀侑が参加して参りました。
■日時: 2024年10月31日-11月3日
■場所: 沖縄コンベンションセンター
■学会: 第1回日本放射線医療技術学術大会(JCRTM2024)
放射線腫瘍学分野修士課程2年 近藤正輝
今大会はJART(日本放射線)とJSRT(日本放射線技術学会)が合同となり開催された第1回目となる大会で、ゆいまーる ~診療放射線技術の共創~ をテーマに開催されました。
私は、『マルチベンダー対応型放射線治療計画手法の初期検討』という題で口頭発表を行いました。近年は、放射線領域に対しAI技術が数多く導入、研究がなされています。AIを使用するメリットは、人の技量に影響せず誰でも同様の結果が得られ、作業時間の短縮に繋がることです。特に放射線治療計画は計画者のスキルに影響すると今大会でも報告されており、私の研究は計画者のスキルに依存せず全国あるいは世界中のどこで治療を受けても最良の治療となることを目的に行なっています。
放射線技師の方が多く参加する大会であったため、実臨床や病院でも運用などと言った将来的な展望を含めた討論を行うことができ充実した発表になったと感じています。
また、開催地が沖縄ということもあり国際通りをはじめ様々な観光地にも足を運びました。海ぶどうや南国フルーツなど中々味わうことが出来ないものも多く仙台と違った食文化に触れることもできました。
私自身、この大会が修士として発表する最後の機会であり多くの収穫を得られたものになりました。修士論文やこれからの研究にいかしていきたいと思います。
最後に、今学会で発表に至るまで指導頂きました先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。