2018年9月18日:イランのシラズ大学博士課程のパリシャンさんが来日

9月から来年3月までの7か月の滞在でイランのシラズ大学の博士課程のMohammad Reza Parishanさんが特別研究学生として来日しました。研究は、MR-Linacに関するdosimetryの研究を行う予定です。

Mohammad Reza Parishan (Medical Radiation Engineering, Shiraz University)

現在、私は博士号を取得しています。 シラーズ大学の学生でもあり、この度、9月から東北大学に研究員として入学も致しました。 私の博士論文はImage Guided Ion Therapy(IGIT)の分野であり、私はイオンビーム(陽子と炭素ビームのような)を用いた放射線治療の際、肺のような動く臓器におけるオンラインターゲットトラッキングのための医療イメージングにおいて、新しい方法としてMPI(Magnetic Particle Imaging)の使用を調査しました。この新しいMPIでは、静磁場および傾斜磁場を使用するため、MR guided linacシステムとの間には多くの類似点があります。 そこで、MR guided linacシステムの分野で角谷先生らの経験を活かし、磁場の存在下で線量測定のプロジェクトを実施したいと思い、東北大学医学物理グループへ参加致しました。
また、研究に加えて、私は、日本の歴史、文化、言語については非常に魅力的で興味深いため、学べたら良いと思っております。

©Division of Medical Physics, Department of Radiation Oncology, Tohoku University Graduate School of Medicine