2016年8月13日~8月14日:CMPFG第43回定例会(第7回一泊セミナー)
マホロバ・マインズ三浦(神奈川県三浦市)で開催されたCMPFG第43回定例会(第7回一泊セミナー)に、博士課程2年の金井さん、博士課程1年の中島さん、修士課程1年の阿部さん、家子さん、池田さんが参加しました。
■日時: 2016年8月13日~8月14日
■場所: マホロバ・マインズ三浦(神奈川県三浦市)
■学会: CMPFG第43回定例会(第7回一泊セミナー)

東北大学大学院医学系研究科 放射線腫瘍学分野 医学物理士養成コース
修士課程1年 家子 義朗
2016年8月13日~14日にマホロバ・マインズ三浦(神奈川県三浦市)で開催されたCMPFG第43回定例会(第7回一泊セミナー)に、博士課程2年の金井、博士課程1年の中島、修士課程1年の阿部、家子、池田で参加して参りましたので報告させていただきます。
今回のセミナーは、「MATLABを用いたlogファイル解析ソフトの開発-初級編-」をテーマとして、演習を交えた形式で2日間にわたり開催され、首都大学東京・東北大学の大学院生や全国で活躍されている医学物理士の方など31名が参加されました。2部構成で行われ、第1部では、加茂前健先生(名古屋大学)よりMATLABの基礎についてご講演していただき、MATLABを用いた単純計算から、組込み関数を用いたスクリプトの作成まで、MATLABの特徴、有用性等を解説していただきながら、基本的な使い方を学びました。第2部では、椎木健裕先生(山口大学)よりご講演いただき、第1部での内容を活かしてlogファイルの解析ソフトの作成を行いました。ここでは、logファイルからMLCデータを読み込み、計画と実際の位置の誤差を算出しデータを視覚化、GUIへの展開という流れでソフトを作成し、解析ソフトを作成する一連の流れとしても非常に参考となる内容でした。MATLABを勉強中の私にとっては、基礎的な内容から解析ソフトの作成まで、MATLABを使いこなす上での要点を学ぶことができる機会は大変貴重であり、とても有意義なものとなりました。今回のセミナーを機に、より一層MATLABの理解を深め、自分なりに用途に応じて応用していき、今後の研究やQAの解析に役立てていこうと思いました。
初日の夜に行われた意見交換会でも、他施設や他大学の方々との交流が盛んに行われ、研究や臨床業務だけではなく大学院次にすべきことなどについて、多くの方々からお話をお聞きすることができました。今後もこのような場を大切にし、視野を広げながら、自分自身を成長させていこうと思います。
最後になりましたが、貴重な場をご提供してくださいました、国立がん研究センター中央病院の鈴木様をはじめ、臨床医学物理研究会の方々、首都大学東京大学院健康科学研究科放射線科学域の方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

セミナーの様子

集合写真