2021年9月9日~10日:第9回韓日医学物理学会合同学術大会

第9回韓日医学物理学会合同学術大会(9th KJMP)に医学物理グループから修士2年の毛利、修士1年の瀬川が参加し、修士2年の毛利がYoung Investigator Awardを受賞しました。

■日時: 2021年9月9日~10日
■場所: オンライン開催
■学会: 第9回韓日医学物理学会合同学術大会(KJMP)

東北大学大学院放射線腫瘍学分野
修士課程2年 毛利詩菜

第9回韓日医学物理学会合同学術大会で放射線腫瘍学分野修士2年の毛利と修士1年の瀬川が口頭発表しましたので、報告いたします。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により学生が会場に赴き発表することは叶わず、オンラインでの開催となりました。

私は、「非小細胞肺がん患者における従来の線量パラメータと機能的な線量パラメータ、臨床因子を組み合わせた機械学習に基づく放射線肺炎予測モデルの開発」をテーマとして発表いたしました。従来の線量パラメータに肺機能画像を用いた線量パラメータを加えた予測指標で機械学習を行い放射線肺臓炎の予測精度が向上するか検討しました。今回の結果では、肺機能画像を用いた線量パラメータを加えた指標で機械学習を行うことで放射線肺臓炎の予測精度が向上する可能性がありましたが更なる検討が必要であると感じました。大会では、他方面からアプローチした放射線肺臓炎予測の発表があり手法や考え方などとても参考になりました。

最後に、今回の発表を経て得た経験や知識を今後の研究や学会発表に繋げていきたいと思っております。ご指導いただいている先生方はじめ、発表の機会を与えてくださった皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

修士2年 毛利の発表

修士1年 瀬川の発表

©Division of Medical Physics, Department of Radiation Oncology, Tohoku University Graduate School of Medicine