2023年4月13~16日:JRC2023

JRC2023に、医学物理グループから病院講師の角谷倫之先生と助教の勝田義之先生、新井一弘先生、博士課程4年の阿部幸太、池田龍太郎、家子義朗、博士課程1年の井上顧基、Wingyi Lee、梅田真梨子、小川柊太、修士課程2年の田中悠輝登、戸塚凌太、星野大地、修士1年の近藤正輝、林千源、Hiromi Fooが参加して参りました。

■日時: 2023年4月13-16日
■場所: パシフィコ横浜
■学会: JRC2023

東北大学大学院放射線腫瘍学分野
修士課程2年 星野大地

2023年4月13~16日にパシフィコ横浜で開催されたJRC2023に、病院講師の角谷倫之先生と助教の勝田義之先生、新井一弘先生、博士課程4年の阿部幸太、池田龍太郎、家子義朗、博士課程1年の井上顧基、Wingyi Lee、梅田真梨子、小川柊太、修士課程2年の田中悠輝登、戸塚凌太、星野大地、修士1年の近藤正輝、林千源、Hiromi Fooが参加して参りましたので報告いたします。

今学会は、「Be a Changer in Medicine with Radiology」というテーマで、第82回日本医学放射線学会総会(JRS)、第79回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)、第125回日本医学物理学会(JSMP)、2023年国際医用画像総合展(JIRA)が合同開催されました。

私は、JSMPで「前立腺癌患者に対するMRgRTでの輪郭伝搬のオープンソースDIRソフトウェアを用いた検討」という内容で口頭発表をして参りました。MR-LinacによるMR画像即時適応放射線治療(MRgRT)では、DIRによる輪郭作成支援が活用されていますが、MR-MR DIRの精度に関してまだ十分に評価されていません。そこで今回は、複数のDIRソフトウェア(Open-source1つ、商用2つ)を用いてDIR精度を評価しました。今回の解析により、MR-MR DIRはソフトウェアによる違いはあるものの臨床使用において有効であることを示しました。しかし、今回の結果は単一のDIRパラメータによる評価であったため、MR-MR DIR精度へのDIRパラメータの影響についての詳細な評価は今後さらなる解析が必要であると感じました。

最後に、今回のJSMPでは今後の研究や学会発表に向けた貴重な経験、知識を得ることができました。このような貴重な機会を与えてくださった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

集合写真

藤田医科大学との交流会

角谷先生の講演

©Division of Medical Physics, Department of Radiation Oncology, Tohoku University Graduate School of Medicine